2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ラジオから流れる音楽に

自然と体が動く事が近頃よくある。特に好きな曲という訳でもないんだけれど、何だか楽しいなという気持ちだけがあって、それも音楽が終わればあっさり消えてしまう。 今まではどうだったかな。誰の曲、どんなアレンジ、この曲調は何かと似ている、等々。何ら…

エプロン完成。

偉そうにタイトルに上げる。ちゃんと形になるもんですな。我ながらびっくりである。 ミシンなら数時間でできるものを手縫いで作る事に特別なこだわりはない。そもそもミシンを持っていないし、途中で挫折するかもだし初期投資にそんなかけられねえよという、…

料理は嫌いではないが

手の込んだものは作らない。基本台所に立つのが空腹を覚えてからなので、さっとできるものでないとすごくイライラする。特に平日仕事の終わる頃にはもう腹ペコだから、最近は切った食材を冷蔵庫に準備して出かける。帰ったらフライパンにぶち込んで蒸し焼き…

土曜日の朝はNHK-FMの

ピーター・バラカンの番組を聴いている。語り口や選曲が落ち着いたトーンで耳に心地よいし、取り上げられる曲に1960年から70年のものが多いのも嬉しい。わたしは1965年生まれだからリアルタイムで聴いてはいないけれど、後から追いかける形で好きになったミ…

毎日ほぼ同じような食事なので

定番食材のカロリーと栄養素を調べて一覧を作ったらどうかと思いついた。調理の時重さを計って計算すれば、一日分の摂取カロリーと栄養がわかるはずだ。 はずだなあと思ってまだ実行はしていません。やっぱりめんどくさいから。 毎日の食事を入力すると栄養…

「自分の心に見向きもしないと恥じよ」

昨日の朝刊の運勢欄が心に引っかかっている。わたしは物事について、あれこれ考えたり分析したりが好きで、割とそれでいい気になっていたりもするのだが、自分の心の内を見たくないだけと言われると否定はできない。 今月の100分de名著『夢判断』で、解説の…

かかりつけの歯医者の

担当の衛生士さんが変わった。今度の人は歯石に対して優しめのアプローチをする感じで、機械を使う前に手作業である程度がりがりやってくれる。そのおかげか知らんけど、ドリルの振動が若干ソフトである。神経に響いてイー!てなるのも少なかった。いつも歯…

マンション七階くらいの高さの木が

ベランダから見える。朝カーテンを開けた時自然と目に入るので、枝の揺れ方で外の風の強さを想像したりする。先週は確か裸の枝ばかりだったはずだが、今朝ふと気が付いたらすっかり葉が茂っていて驚いた。毎朝見ていたはずなのに、自分の目の節穴ぶりに呆れ…

霧のような雨が降っている。

雨は好きだ。人通りの少ない場所でマスクを外すと、普段は感じない土や草の匂いがする。都市部でも自然を感じられる貴重な機会である。 湿気と匂いはやっぱり関係あるのだろうか。我が家では梅雨時になると家中が獣臭くなります。慌てて床を雑巾がけしたりす…

シャンプーを石鹸に替えて三年ほどになる。

特にポリシーがあった訳ではなく、髪を短くしたついでに思い立っただけだ。 ここで「アレッポの石鹸」使ってますとか見栄を張りたいところだが、実際は長年愛用している牛乳石鹸赤箱である。リンスは洗面器のお湯にクエン酸を溶かしたの。オシャレな人が聞い…

須賀敦子『ユルスナールの靴』

好きな文章のスタイルは色々あるが、その時々でぴったりくるものは違う。ごつごつとした手触りのする文章、高速で回転する独楽のような文章、よく切れる刃物のような文章。ここ数年は静かにしみこんでくる水のような文章が好きで、本を選ぶときの基準になっ…

町を歩けば

木々の葉が目に鮮やかで、もう新緑の季節である。 うららかな春の日ってあったっけ。なんだか猛スピードで走り去ってしまった。散り残った桜の花が、ドップラー効果のように春の名残をひきずっている。 そういえば今年は菜の花を数えるほどしか買わなかった…

『ヴェラ 信念の女警部』

シリーズ途中からみたので、主人公ヴェラの過去がほとんどわからないのだが、長年父親と確執があった事、父の死後に彼の家で暮らすようになった事程度の設定しか明らかでないらしい。 ドラマの舞台はイギリス北部らしく、広がる草原や低い灌木、寒々とした海…

大学の新学期に教室を探す夢を

久々にみた。構内をうろうろしながら、とりあえず学生課の掲示板を確かめに行ったり、階段教室を覗いてみたりする。すれ違う学生たちは皆それぞれ目的の教室へ向かっているように思える。わたしは教科書も持っていないし、どの教科を履修登録したのかも定か…

マルクス・アウレリウス『自省録』

夜、布団の中で読んでいる。理解できないところは深追いせずにただ読む。数ページ進んだら自然と瞼が重くなる。穏やかな気持ちで眠りに入れます。 聞くところによると、どうやら企業の経営者に愛読者が多いらしい。まあ書いたのがそもそも皇帝だからね、わか…

桜が散り始めたと思ったら

幹線道路沿いのツツジだかサツキだかがもう満開。街路樹のハナミズキ(多分)も、おや新芽がと思ったのがつい先日だというのに昨日通ったら花が咲いててびっくりだ。 年末に容赦なく刈り込まれたイチョウの木も小さな葉が出てきたし、こないだまでただの枯れ…

手縫いでちくちくやっているエプロン製作。

肩ひもができて、ポケットを本体につけおわりました。あとは胸当て部分を作って全体を縫い合わせるだけである。 遅々とした進行状態なのは、休日の夜にしか作業しないからだ。荷物の梱包は得意でも細かい手仕事は苦手なわたしとしては、これでも随分健闘して…

猫が鳴きながら

歩き回っている。ほっておくと次第に声が大きくなり、最後は絶叫に近くなる。 仕方なく呼んでやると露骨に甘えた声で走ってくる。しかしこれは自分の不満に気付いてくれたという安堵の声であり、甘えたいという訳ではない。要求が理解されたのではないとわか…

春と秋が好きだけど困るのは

その時期に着る服の事だ。冬はニットを重ねればいいし夏はTシャツ一枚でいける。でもこの中間の時期、暖かさと肌寒さが入り混じる時に着るものがないのである。 いくら冷えても季節としてはウールはどうもだし、ヒートテックも違うでしょう。綿素材の長袖シ…

マーサ・グライムズ『桟橋で読書する女』

湖畔のレストランで働くシングルマザー、離れて暮らす大学生の息子、町の保安官。それぞれの視点から描かれる閉塞感と現実に対するもどかしさ。 女性ばかりを狙った連続殺人事件と犯人の独白が挿入されてはいるものの、ミステリ要素はほとんどない。物語を通…

出かける前に玄関で

荷物のチェックをする。必ずといっていいほど何か忘れている。 買い物行くのに財布を忘れてゆかいな人になりそうだった(実際なった)事は多々あるし、図書館行くのに返す本が一冊足りなかったりする。完璧な買い物メモを作成し、テーブルに置き忘れる。 年…

朝飯の支度ができたらラジオを切る。

でないと朝刊の内容が頭に入らない。朝は食事をするより新聞を読むのが目的だから、飯といっても名ばかりの、目玉焼きとチーズをのせたトースト一枚である。あとホットミルクにインスタントコーヒー溶かしたやつ。一面のニュースから最終面の今日の運勢まで…

明け方、布団の足元で寝ていた猫が

突然起き上がる気配がしたから、とっさに足を動かしてベッドから下りさせた。 うつらうつら耳を澄ましていると、少し離れた場所で吐いてる音がした。我ながらよく気が付いたと思う。とはいえ半覚醒状態であったから、そのあとは猫のげろの始末(布団カバーを…

今月の「100分de名著」はフロイトの『夢判断』です。

毎週末実家の父との電話でお互い感想を話し合っているのだが、父によれば「夢の中で自分はいつも教師に戻っている」との事だった。どんな内容であっても必ず舞台は学校なのだという。小学校の教師だった父にとって、教育にたずさわる事が人生の大部分を占め…

このごろ金曜日になると

土日の休みが楽しみである。今の職場で働き始めた頃はそうじゃなかった。毎日残業大歓迎休日出勤どんとこいだったのだ。 まあね、ここの給料だけで食ってかなきゃならなかったから必死になるのも当然だ。あの頃は手取り10万なかったからな。 その後なんとか…

ふと気が付くと息を詰めている。

いかんいかんと大きく深呼吸する。別に細かく神経を使うでもなく、日常の中での出来事である。 理由はどうせストレスとかいうんだろう。普段呑気に生きているつもりなので、これと思い当たる事もない。現代人は生きている事がストレスなのだろうか。まあわか…

背中の痛みがようやく治まって

これからは正しい姿勢を心がけようと思う。少し気を抜くとやっぱり左側に傾いている気がする。 「体の中心に棒が一本入っているつもりで」とかよく言われるけれど、それで思い出すのは映画『食人族』のポスターだ。尻から串刺しにされた女性がどーんと大写し…

この前の休みは朝倉彫塑館へ。

彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼自宅と聞いていたが、あんなでっかいとは思わなんだ。 入ってすぐのアトリエは天井が8m以上あるそうで、そこへ巨大なブロンズ像がいくつも並んでいる。低所恐怖症(高い所を見上げるのが怖い)のわたしは背筋をぞくぞくさせなが…

桜の開花宣言があったと思ったら

あれよという間にそこここでいろんな花が咲き始めた。一週間前はまだつぼみの気配すらなかった道端の植え込みや近所のお宅の庭が、すっかり春の風景に早変わりである。 その様子は「うららか」というよりも、ストラビンスキーの『春の祭典』がぴったりくるよ…

数日前から背中が痛い

腹筋に力が入ると思わず声が出そうなくらい痛い。腹筋と背中の筋肉の関係はわからないが、日常生活でこれほど腹筋を使う機会が多いのかとあらためて認識した。 原因はなんとなくわかっている。姿勢の歪みである。パソコンに向かっている時、本を読んでいる時…