かかりつけの歯医者の

担当の衛生士さんが変わった。今度の人は歯石に対して優しめのアプローチをする感じで、機械を使う前に手作業である程度がりがりやってくれる。そのおかげか知らんけど、ドリルの振動が若干ソフトである。神経に響いてイー!てなるのも少なかった。いつも歯石を指摘(韻を踏んだみたい)される部分が利き手側である事、そのせいで死角ができている事を今回初めて理解した。よし完璧目指すぜ。

その歯医者へ向かう途中、小さな広場がある。以前はよく高校生くらいの女の子たちが集まって、ダンスの練習をしていた。練習とはいっても各々が好きな動きを繰り返しているだけで、リーダーがいる訳でも全体で振りを合わせる訳でもない。みんなで集まっておしゃべりするのがメインだったのかな。

そういえば、体育の授業でヒップホップのダンスを取り入れるようになったけど、実際どんな教え方をしてるのだろう。あれってかなり難易度高いですよね。まずリズムが裏で取れなきゃだし、腰で踊らなきゃだし。きまればカッコいいけどさ。体幹がしっかりしてないと、ただ手足を振り回してるだけになっちゃう。今自分が小学生だったら、体育が嫌で学校行かなくなってるかもしれない。

ヒップホップかあ。嫌いって事もないけどね。JBとかジョージ・クリントンとか、ファンクは好きなんだけどね。

この「けどね」と言いたくなる心理状態ってなんだろう。

まあ悪くはないですね、からの否定的ニュアンス。こっちはお前さんよりわかってんだよ、というマウントだろうか。好きなんだけど世間一般の流れにはのれない部分があって、でもそれを否定すると好きな自分も否定する事になるからなあというジレンマか。

過去の自分の発言を振り返れば、どちらもあったような気もするが、人や物をいくらほめても「けどね」が続いた時点でそれはもうほめた事にはならない、というのは確かだ。

頭ごなしに否定する訳ではないけど、いかがなものかと言いたい部分もあるのよ、という保身的な物言いかな。それが一番近いかな。