2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お疲れ気味の時は体がジャンクなものを

求めがちである。 しばらく封印していた「汁なし辛ラーメン」に再度挑んだ。封印していたのは味が濃すぎるからだ。粉末スープはスープにする前提だから濃いのは当然である。でも半端に使って残しても、冷蔵庫の隅っこの方で忘れ去られるのは目に見えている。…

朝から気温の高い日が続く。

ベッドカバーにもぐるのが定番の妹猫も、さすがに時々シーツの上に出て伸びている。「俺の場所が盗られた」と兄猫がわたしに訴える。仲良く寝りゃいいじゃねえかよ。 わたしの勤務時間は午後から夜なので、暑い盛りに駅までの道を歩く羽目になる。電車の中で…

生活リズムが狂うと

調子を取り戻すのに時間がかかるようになったのは年齢的なものだろうか。それに加えて気持ちがどうも落ち込みがちになるのは困る。 ただ困っても事態は好転しないので、民謡クルセイダーズを聴いたりして回復に努めている。彼らの曲で気分が上向きになるのは…

うぬぼれてはいけないぞ、

と自分を戒める。 「良い加減」ならぬ「いいかげん」になってしまうのは、己への過信からくるのではと思い至ったからである。 レシピ通りに飯を作るという、いつも途中で挫折する課題に挑戦したのです。『暮らしの手帖』に載っていたライスサラダ。ハーブと…

休みの日、家にいると冷房代がかさむからと、

帽子をかぶってでかけたりする。行先は美術館や少し遠くの図書館など、半日程度時間がつぶせて人が少なくて涼しい場所である。 でもそれってホントにお得なのかな。昨年を思い返すと、暑さのピークだった月の電気料金は、それでも6000円を超えてはいなかった…

子供の頃から人見知りが激しい。

それを正当化する訳ではないが、友達いなくても全然平気である。 でも長い間「いろんな人と交流して人生を豊かに」するのが正しいと思って、悪戦苦闘しては自己嫌悪にさいなまれていた。元々無理なんだよ。今はすっかり開き直った。 現在職場では黙々と作業…

ふいに陽がかげって部屋が暗くなり、

ベランダの外へ目をやると、丁度真正面に黒い雲が大きく渦巻いていた。低い遠雷に気付いた途端、空を裂くように稲妻が走った。 突然の雷雨に注意と天気予報で言っていたから、来なさったなと見ていると、重たげな雲が細い線状に下へと伸びていった。これがゲ…

大量に本を捨てる。

本好きを名乗る者として許されない行為である。 今まで寝室として使っていた部屋を明け渡すにあたり、大量の蔵書をどうするかという問題が発生した。部屋の入り口横の壁一面、天井までの高さの本棚があるからである。 新しい寝室はこれまでのものより狭く、…

パソコン画面を見ながらほっぺたをいじっていたら、

ちっちゃな突起物がぽろっと取れる感触があって、急いで洗面所へ鏡を見に行った。 皮膚の表面が剥がれて中身が少しのぞいている。周囲を強く押すと米粒半分くらいの大きさの、茶色っぽい脂肪の塊みたいなのが出た。 この場所にはしばらく前から小さなホクロ…

平均睡眠時間は五時間程度、

下手すると三時間くらいで目が覚めたりする。その後は六時半に目覚ましアラームが鳴るまでうつらうつらしている。 シングルベッドの狭さにまだ慣れていないのに加え、顔の横で寝ている猫が邪魔くさいというのもあるだろう。そろそろ熱帯夜の気配も感じられ、…

タンクトップの上に羽織る

レーヨンのシャツを買った。色を合わせて薄いグレーっぽいやつ。スカートをはかなくなって久しいわたしは、下はいつもベージュか薄いカーキ色のコットンパンツである。 全体的に淡いトーンの取り合わせで、まあ自分では似合っていると思うのだが、妙な既視感…

図書館のカード目録と言っても

お分かりになる方は少ないのではと思う。今はパソコンでちゃちゃっと検索できちゃうけど、その前はどこの図書館にもカード目録のコーナーがあって、木製の小さな引き出しがずらりと並んでいたのである。署名別と著者別に分かれていたようにも思う。 小さな引…

平日の大相撲中継は仕事でみられないので、

明け方に放映のダイジェスト版を録画して昼飯の時にみている。だから場所中は毎朝ネタバレを防ぐのに苦労します。ラジオ番組はスポーツニュースの比率が少ないのを選ぶし(そういう番組はサッカーやゴルフや大リーグしか扱わない)、朝刊のスポーツ欄はうっ…

三連休の最終日ふと思い立って、

目黒まで出かけた。目黒区美術館で開催中の『武井武雄展』が目的である。 目黒なんて雅叙園で結婚の食事会をして以来だから、もう三十年以上ぶりになるだろうか。ちょっと感傷的な気分で辿り着いた美術館は、併設する区民センターのプールに子供の歓声が賑や…

『ティファニーで朝食を』

録画したまま放置していたのを先日観てみた。華奢な体に黒のワンピースをまとったオードリー・ヘプバーンの姿だけは知っていて、自由奔放な彼女に振り回される男の話なんだろうと思っていたが実際そうであった。 監督がブレイク・エドワーズだからなあ、それ…

枕カバーリベンジ、

今度は成功であった。型紙切って手順も守ってサイズもぴったし。ちゃんと作ればちゃんと仕上がるのね。 適当アレンジが失敗するのは基本ができてないからで、土台がなければ家は建たないという事である。 きょうだいのひとりは調理師学校卒だが、「良い加減…

地図を描くのが上手い人と下手な人がいて

わたしは自信を持って後者だと言い切れる。多分上手い人というのはスタートとゴールの位置関係がぱっと頭に浮かんで、その間をどうつなぐのか見えるんだろうな。 わたしはまずスタート地点から始めて、記憶に残る道筋をうねうねと描いていく。なんとなくの方…

猫の爪とぎがすぐぼろぼろになって

段ボールのくずがあたりに散らかって仕方ない。ペット用品店にクラフト紙製の爪とぎがあり、研ぎかすが出にくいとうたっているから買ってみた。確かに最初の内は良かったが、表面が削られてくるとやはり同じだった。しかも裏面に替えてしばらくすると縦にす…

『飛ぶ教室』で知られるエーリヒ・ケストナーの

お母さんは、まず結末から小説を読む習慣があったそうだ。どうなるかわかってないと安心して読めないという理由だと記憶している。 先日『特捜部Qアサドの祈り』を三分の二ほど読んだ時、わたしも耐え切れずラストあたりをちらっとめくってしまった。展開が…

ノートパソコンに「スメシ レイゾウ」と

書かれた付箋が貼ってあった。そうそう、酢飯を冷蔵庫に入れても大丈夫か調べようとしていたのだ。仕事から帰ってちゃっちゃとまぜ寿司作ったら楽だし早いなと思ってさ。 結局「酢飯は冷蔵すると固くなる」「冷やご飯でまぜ寿司作れる」とわかったので、その…

窓の外でシジュウカラが騒いでいた。

以前ラジオで聞いた記憶を手繰り寄せるに、警戒音ではないかと思う。鳴き声の聞こえる方角はよくカラスが飛んでいるから、「カラス注意!カラス注意!」だったのかもしれない。 そういえば避難訓練で、火事だ!!!と叫ぶのがあるでしょう。やった事ないけど…

亡き母と私は昔からそっくりだと

言われている。数年前に母の葬儀で受付をやった時、親戚や母のご友人方に「○子さん(母の名)が自分で受付してるのか思った」と言われた。皆さん笑いつつだったが、若干引き気味でもあった。 そんな似てるかなと自分では半信半疑だったのだが、先日ふと洗面…

朝目が覚めると、じっとり汗ばんだ顔中に猫の毛が

貼りついている。感覚としては変身途中の狼男だが、実際は表面の毛ではなく内側の、細くてふわっとした部分の毛なので、目視では全くわからない。洗顔すると顔がつるんとなって実に爽快だ。 湿気でむっとした部屋の空気を、扇風機がゆっくりかき回している。…

鴨長明の『方丈記』を

寝る前に読んでいる。やさしく書かれているのでさほど理解には困らないのがありがたい。天変地異や突然の遷都で大混乱の都の描写が、今のところ続いている。 被害に遭った人々の遺体はそのまま放置されて辺り一面腐臭が漂う、などと、えらい事態が淡々と綴ら…

枕カバー完成、

したのだが速攻で縫い直しとなった。全てはずさんな計画の招いた結果である。 そもそも型紙も作らず、使用中の枕カバーと同じくらいの布を買って適当に縫うというものだったので、途中からなんとなくいやな予感はしていたのだった。 筒状に縫った後、両端を…

熱波のカーテンをかき分けるように

照り返しの道を歩く日が続いて、今日は珍しく雷雨の午後である。 雷は好きだ。遠くから響いてくるのを聞きつけ、上空までやって来るのをわくわくして待つ。ティンパニの連打のような雷鳴に耳を傾けて、一瞬の稲光を空に探す。天が裂けたかと思うほどの轟音に…

幼い頃、父方の祖父母の家に泊まりに行って、

ドラム缶の風呂に入った記憶がある。祖父の勤務していたインク工場に隣接する借家は風呂がなく、工場へもらいに行っていたのである。 ずっとそう信じていたのだが、先日父と話していたら記憶の誤りだとわかった。ドラム缶風呂ではなく、大きな木桶であった。…

千駄ヶ谷駅から国立能楽堂までの道は

上を通る首都高が庇のようになって、雨や強い日差しを避けるのに丁度いい。 線路の向うに新宿御苑の木々が見える。今度帰りに寄ってみようかな。道路の反対側は外苑方面である。こちらは再開発の渦中にある。もう高層ビルはいらんよ。 さて予習バッチリで挑…

買い物ルートの構成に

悩む事は多い。 牛乳パン厚揚げ納豆仕事休憩のお菓子にビールなど、日々の定番食料品は安売りスーパー。米と味噌とかつお節と醤油はちょっといい物扱ってる別のスーパー。日用品はドラッグストアで猫関連はペット用品店とディスカウントストア。あと個人商店…

カラスノエンドウ(仮)その後。

花瓶に生けて一週間を過ぎ、お、さすが結構持つじゃんと感心していたが、あえなくゴミ箱行きとなってしまった。 カーテンにカメムシを発見したからである。 今まで室内にいるのを見た事はない。侵入経路は明らかである。よーく調べたつもりだったけど、葉っ…