失敗作のマーガレットボレロを

どうリメイクするか考えあぐねる夢をみた。想定外の精神的ダメージを受けているらしいな。まあよく考えてみれば、自分に似合う服さえ見極められないわたしにとって、身の程知らずであったと言わざるを得ない。とほほ。

そういえば、小さい頃来ていた服はほぼ従妹のお下がりか母の手作りだった。大好きだったチェコの絵本『もぐらのずぼん』の青いサロペットを、母が真似して作ってくれたのを思い出す。あの年代の人は服は自分で縫うのが当たり前だったんだな。ミシンの他にもニット専用の大きな編み機が家にあったっけ。

その娘であるわたしがこの体たらくとは情けない限りだが、まあ嘆いても仕方がない。今後は無難にちまちまと小物でも作るとするか。縫物自体は楽しいからね。とりあえず洗い替え用の枕カバーを早急に作る必要がある。それから余り布を使って鍋掴みかな。

あとエプロンくらいなら手を出してもいいだろう。一応満足できる仕上がりだったからな。実家の父が、100均で買ったらしいいかにもファンシーなのを使っているので、もっとシュッとした感じのを縫ってプレゼントしようと思う。そしていつの日かまた服作りに挑戦だ。野望は持ち続けたいものである。