びろうな話で恐縮だが、

一日がストレスなく終わったかは、翌日朝のご不浄で判明する。

快調なお便りがあれば、大変な一日であったが結果としてめでたしであったと喜ばしいし、苦しい思いをすれば、何がいけなかったのだろうと反省する。

いけなかった原因となるのはたいがい仕事量の多さだが、結果を左右するのは人間関係である。すんごい大量の荷物が持ち込まれても、手伝ってくれる人がいれば気分良く片付く。平均的な日であっても、身勝手な同僚の言動にイラッとすれば心静まらぬまま晩酌が荒れるのである。

たまに休みの日など、特に理由もなく「あやしうこそものぐるほしけれ」な気分になったりする。まあ老年期にさしかかったせいだろうが、そういう気分も翌朝に影響する。

だからこそ規則正しい生活を心がけるべきなんだろうな。でもこの間休日の夕方、どうしても晩飯が作れなくて(材料まで用意したのに)、気晴らしに散歩行った帰りにスーパーで小さな弁当と惣菜をいくつか買ったらとても気持ちが楽になった。大皿に盛りつけたらいい感じになって満足の晩酌であった。

こういう事もあるんだな。新たな発見で気が晴れたのか、その後はきちんと晩飯を作れている。毎朝のご不浄も快適である。

快適な理由には、もしかすると朝飯のおかげもあるかもしれない。目玉焼きトーストに飽きてオートミールに変えたのだ。あれは繊維質の塊みたいな飯だからな。

落とし卵を加えて食っているのだが今ひとつなので、明日は溶き卵とチーズでリゾット風にしてみるかと思っている。仕上げにオリーブオイルたらしてバジル散らしたりしてさ。まあオシャレだこと。