父との同居に備えた

部屋の片づけはまだ進行中だ。懸案だった大型家具をようやく処分したんでエアコンを買いに行った。資金は父から預かっているので大名気分である。現在リビングについているエアコンと同じメーカーに決めて、店員さんが値引きしてくれたのに気をよくして、さて大きな買い物だしポイントもさぞ溜まるであろうとレシート見たらゼロだった。

どうやら値引きした商品はポイント対象外になるようです。当てがはずれちゃった。

一万円割り引いた上に二万円分ポイント付けたらそりゃ店は儲からんよな。納得しました。なんかポイ活とかやたら言われてるせいか、ポイント付かないとすごい損した気分になる。これはあまりよろしくないですな。

日常の買い出しで、少し離れたスーパーならポイント付くんだけど、近場のスーパーにも同じ商品はある。内心の葛藤を抑えるのに有効なのは、その買い物で得られるポイントを計算する事である。わたしは一度の買い物は千円以下で抑えるから、最大でも5ポイント、金に換算すれば五円である。五円のためにあなたわざわざ行きますか?と自分に問いかける。ついでがあればまだしも、効率的な買い物ルートを外れてまで足を伸ばす価値はありますか?と重ねて問う。いや根がケチなもんで、そこまでたたみかけないと自分を説得できないのである。いやはや。

いじましい話で泣けてくるが、世間には億単位の金を懐にする人もいるのだ。途方もない金額に気が遠くなりそうである。よく正気を保っていられるものだなあ。感心しちゃうよ。