思い切ってLPレコードを

処分する事にした。大半は既に売っぱらってしまったから、残っているのは50枚ほどである。買取店に見積もり依頼するため棚から出してみると、圧倒的にニューウエーブ系が多い。当時の好みがよくわかるのう。

特にBAUHAUSは、1983年の最初の解散前のものが12インチEPまで全て揃っている。好きだったなあ。初来日の時は丁度大学受験で泣く泣く諦めたのだ。そしたらその年に解散しやがって。

あとは日本のインディーズ系、やはり80年代のものである。リザードフリクションじゃがたら、そして水玉消防団!彼女たちはビジュアルも音も強烈であったな。アレルギーとかジル・ド・レとか、ビジュアル系のはしりみたいなバンドのEPも出てきてちょっとこそばゆい。

多分ほとんど値は付かないだろうけど、ゴミに出すにはしのびないんである。とりあえず昔を懐かしみつつお返事を待つ。

懐かしいといえば、わたしが初めて自分で買ったレコードもその中にあった。小学生だったなあ。山ひとつ越えた隣町のレコード店にわざわざ注文したんだぜ。『海のトリトン』オリジナルドラマ入りのLPレコード。もう聴く事はないだろうけど、さすがにこれだけは取っとこうかなあ。