部屋がすっきりしないのは、

不要なものを無理に使おうとしているから。そんなネット記事の見出しにもじもじしてしまった。まさにわたしがそれである。

ちょっとした大きさの空き箱があると、何かにつかえるとばかりに何かを詰め込んで放置している。探し物をしているとそんなのがあちこちにあり、久々に開けてみるとポケットティッシュがぎっしり詰まっていたりする。

不用品処分をする過程で、これは何かに使えるよなと思う。今回処分を決めた長机だって、猫トイレの目隠しに使えんじゃん、と賢い消費者気分であったのだ。確かに目隠しにはなったけれど、机の上が空いてるからと文房具やらカラーボックスやら置きまくり、結果部屋が雑多な印象になっていた。

全体の調和とか仕上がりのイメージとか、考えるのが下手なんだな。古着を着こなすのに飛びぬけたファッションセンスが必要なのと同じだ。そんなわたしがすっきり暮らすには、物を減らすのが一番の早道である。

もったいない、は大事だが、不要なものまでしまい込んでは本末転倒だ。大物家具は思い切れるけど、半端に使った文房具とかは処分するのにためらいがある。わかってるのよ、わかってるんだけどねえ、と今日もぶつくさ呟いている。