歯ごたえのあるものを

最近食ってないなと思った。噛む力は大切だとはよく言われる事である。今は食材自体柔らかいものが多いからなあ。頭に浮かぶのは鳥の軟骨揚げくらいだ。あれはコリコリして美味いし酒に合う。あとはなんだろう、きんぴらごぼうとか、アジの干物は頭から骨ごといく派だけど最近どっちも食っていないなあ。

固い食い物の代表としてナッツ類がある。ナッツは木の実、木の実と言うと思い出すのは、昔「みんなのうた」で聴いた『小さな木の実』という曲だ。哀愁を帯びたメロディはビゼーの曲をアレンジしたものだという。でもあの歌の木の実はパパの大切な思い出であって、食い物ではない。多分。

結局わたしが一番口にしている歯ごたえのあるものは、就寝用マウスピースだろう。毎晩毎晩ギリギリと食いしばっておりますよ。それで噛む力が鍛えられているかは知らん。