物陰に潜んで日々を過ごす妹猫だが、

わたしの食事時には必ず現れる。膝の上で盛大に喉を鳴らして甘えてくるのである。しかし騙されてはいけない。甘える風を装っておかずへ食いつこうとするからである。幸い未然で防いでいるが、「この子は臆病ですが大胆な所もあって、昨日もパンの袋を破って盗み食いしました」という保護主さんの言葉をよく思い出す。

平日の晩飯に悩んでいる。昼からほぼ10時間近く経っての飯だから、当然腹は減っている。しかし夜遅くにあまり食い過ぎるともたれて寝苦しい。この兼ね合いが難しいのだ。

たんぱく質多め、炭水化物少な目が理想だろうが、満腹感を味わうにはやはり米パン麺が手っ取り早い。今日は多すぎた今日は少なかったの繰り返しで試行錯誤が続く。

いっそ酒メインにするかと思った時もあるが、乾き物とちょっとしたつまみではどうも食った気がしない。満たされないまま酒量が増えてよろしくなかった。かといって仕事中に軽食を取るには休憩時間が足りない。そもそも定時で帰れりゃこんな苦労はないんだが、残業断れるほど人手は足りてないし、基本給だけだと手取り10万切りそうだし、いろいろと悩ましいのである。

今夜はサラダとスモークチキンとチーズとライ麦パンで赤ワインの予定。さて満足できるかな。